トラックマンTV 府中牝馬ステークス 2017 土曜日の「勝負レース」予想と買い目

今週の出演トラックマンは、東が日刊競馬の桧原正行さん、西がデイリースポーツの井上達也さん。東西トラックマンの自信の勝負レースの買い目のほか、土曜の重賞「アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(G2)」と日曜の重賞「秋華賞(G1)」の印を紹介します。

先週は勝馬の髙橋剛さん、競馬ニホンの信根隆二さんともに東京11R「サウジアラビアロイヤルカップ」を勝負レースとして選択。髙橋さんは本命馬が6着に敗れて的中せず。信根さんは、◎◯▲で３連単を的中させたものの買い目を増やしすぎてトリガミという結果でした。

トラックマンTV 予想

桧原正行 自身の勝負レース

「馬柱を見ると⑩レッドアヴァンセの力が一枚上なのかなという感じのメンバーだけど、ハンデ戦なので軽量馬に食い込む余地はある。本命は関東馬の⑪シーズララバイ。春当時は体の維持が難しいところがあり、稽古も加減しながらの調教だった。それでいてフラワーカップ（G3）で2着と好走。オークスは賞金的に使えたけど秋に備えた。前走の紫苑Sはプラス10キロ。攻め馬もバリバリやるようになってのプラス10キロで、馬に身が入ってきたということで陣営も期待していたけど、ちょっと休み明けだと力むところがあって終い失速してしまった。それでも直線向いたところで一旦は先頭に並びかけそうな勢いがあって見せ場はつくった。一度使ってガス抜きができて、千六に距離が詰まるし、柴田騎手もそれなりの手応えを感じてる様子だった」

井上達也 自身の勝負レース

「札幌で取材して④ロードトレジャーはダートの方がいいだろうという感触を掴んで、運よくダートに使ってきた。この馬はプリサイスエンド産駒で、この産駒は勝ち鞍の8割5分がダートで芝で走る方が難しい血統。厩舎の助手さんに手応えを聞くと、『ダートはいいと思いますよ。札幌で乗った騎手もダートは合いそうと話していたよ。』ということなので狙ってみたい。⑥ルヴァンスレーヴは新潟のデビュー戦で圧勝。この馬に7馬身付けられた２着馬がその後、2着・1着。能力は高いと思う。ただ攻め馬がね、併せ馬で遅れたりと大丈夫なの？という感じがした。⑦ソリストサンダーは２着に敗れた時の高倉騎手が次勝ちますよと言ってて、その通り前走着差以上に強い内容で勝った。リングハミに替えた効果があって、ちょっとモタれるのがマシになっていた。今週の追い切りも動き良かったし距離が延びても大丈夫という感触もあった。ちょっと狙いたい一頭」

アイルランドトロフィー 府中牝馬S 2017

桧原正行「エリザベス女王杯の前哨戦ということでG1馬が３頭出てきたけど、いずれも休み明け。①ヴィブロスと⑦アドマイヤリードに関しては56キロを背負うのは初めてで、さらに天気が微妙なので馬場状態も難しいところがあって。そういう意味では死角なしとは言えないけど、G1馬３頭と他の馬では力の開きがあると思う。先週の傾向を見るとディープ産駒の活躍が目立ったので、ディープ産駒らしい切れ味を持っている①ヴィブロスを本命に。ただ切れ味が身上なので雨はあまり降ってほしくない。⑦アドマイヤリードの前走クイーンスS（6着）は小回りコースが合わなかったのと、大外に持ち出すロスもあったので参考外。道悪はむしろ歓迎で、G1勝ちの東京で見直したい。馬券は①ヴィブロスの１着固定で２着に⑦アドマイヤリードと④クィーンズリング入れて３連単」

井上達也「世界で勝った①ヴィブロスが牝馬同士なら一枚も二枚も力が上だと思っている。ドバイターフは日本では稍重発表になっていたけど、重・不良に近い馬場だった。明日の天候もこの馬には関係ない。ここは相手探し。馬券は①ヴィブロスを信頼して１着固定３連単」

秋華賞 2017