今週の出演者は、競馬エイトの片桐靖弘さんとデイリースポーツの井上達也さん。お二人の土曜日の「自信の勝負レース」の買い目のほか、「京都2歳ステークス(G3)」の予想印を紹介します。
先週は日刊ゲンダイの新居哲さんが東京11R(東スポ杯2歳S)、優馬の田崎泰さんが京都9R(もちの木賞)で勝負しましたが、お二人とも的中しませんでした。
勝負レース成績 | |
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片桐靖弘 | 井上達也 |
2018年 5戦1勝 -11,000円 回収率89% |
2018年 4戦1勝 +224,200円 回収率435% |
2017年 5戦1勝 -19,500円 回収率86% |
2017年 7戦2勝 +149,150円 回収率259% |
トラックマンTV 予想
井上達也 自信の勝負レース
- 京都8R 3歳以上500万下 13:55発走
- ◎ 5.スズカメジャー 11着
- ◯ 17.エクレアスパークル 1着
- ▲ 7.インターセクション
- △ 16.リシュブール
- △ 9.リリーモントルー
- △ 3.ノストラダムス
- △ 8.プルンクザール
- △ 11.レッドレオン 3着
- レース結果:17-12-11
「◎スズカメジャー。前走は降級初戦で6着と結果は出なかったが次につながる形の競馬はしたと思う。デビュー当時からちょっと難しいところがある馬だが、前走時と今回と古川騎手が、中間かなり入念に調教に乗って手応えをつかんだり、感触を確かめたりしていた。今回叩き2走目で、具合も良さそうなのでここは狙い目だと思う。〇エクレアスパークルは、デビューから8戦して前回初めて連対を外した。敗因がつかめないなか、今回ブリンカーを着用。それで変わるかわからないが、力を考えると巻き返しはあってもよさそう。▲インターセクションの前走は、結構行きたがるのを宥めながらの競馬だったが、最後すごい伸びを見せた。前走より1ハロン短縮となる今回は折り合い面ではかなり軽減される。充実期にある今、この馬も十分上位だと思う」
5 3,000円
馬連
5-17 3,000円
5-7 2,000円
5-16.9.3.8.11 各1,000円
総額:13,000円
片桐靖弘 自信の勝負レース
- 東京11R キャピタルS 15:25発走
- ◎ 2.ベルキャニオン 3着
- ◯ 9.タワーオブロンドン 2着
- ▲ 8.ダイワキャグニー
- △ 11.ハクサンルドルフ
- △ 5.グァンチャーレ 1着
- △ 14.プロディガルサン
- △ 13.トウショウドラフタ
- △ 1.デンコウアンジュ
- レース結果:5-9-2
「重賞好走馬が出走している別定戦のOP特別なので順当決着になってもおかしくないが、先週の傾向を踏まえると先行勢が狙い目。◎ベルキャニオンは3走前のマイラーズCで、後に富士Sを制したロジクライを競り負かしたのは評価できる。通算3勝2着4回、うち6連対は東京の芝コースで、ここが適舞台。前回の関屋記念(9着)は、レース後ジョッキーが下馬して、ちょっと歩様も乱れたという話も聞いている。じっくり立て直して、入念に乗り込んでいる今回は、フレッシュ感もあるし、好仕上がり。力を出し切ってくれると思う」
2-9.8 各15,000円
総額:30,000円
京都2歳ステークス 2018
- 井上達也
- ◎ 6.ブレイキングドーン 2着
- ◯ 8.ミッキーブラック
- ▲ 1.クラージュゲリエ 1着
- △ 2.ワールドプレミア 3着
- △ 9.ショウリュウイクゾ
- 片桐靖弘
- ◎ 1.クラージュゲリエ 1着
- ◯ 9.ショウリュウイクゾ
- ▲ 8.ミッキーブラック
- △ 2.ワールドプレミア 3着
- △ 6.ブレイキングドーン 2着
- レース結果:1-6-2(三連単3,840円)
トラックマンTV 予想
ジャパンカップ 2018 予想印
東京競馬場・芝2400mで争われる国際G1「ジャパンカップ」。昨年は5番人気のシュヴァルグランが、逃げるキタサンブラックを残り100mで捉えると、2着レイデオロに1馬身1/4の差をつけ優勝。悲願のG1タイトルを獲得しました。
ジャパンC 過去10年の傾向としては、海外から参戦した外国馬42頭中、馬券圏内に入った馬はゼロ。4着が最高順位となっており、ジャパンC創設当初の外国馬優勢の状況から一変し、日本馬優勢のレースとなっています。
今年は海外から2頭の外国馬が参戦。迎え撃つ日本馬も、国内を代表するトップホースたちが顔を揃えました。
G1レース ◎単勝回収率ランキング
順位:出演者 | 回収率 | 的中回数 |
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1位:須藤大和 | 171% | 5回 |
2位:米満浩生 | 152% | 6回 |
3位:弥永明郎 | 139% | 4回 |
4位:石井健太郎 | 124% | 3回 |
5位:小宮邦裕 | 122% | 6回 |
関西トラックマン | ||||
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記者 | 本命◎ | 〇▲△ | ||
競馬ブック 米満 | 1.アーモンドアイ | 11.9.3.5.8.12 | ||
競馬ブック 石井 | 8.キセキ | 1.12.7.9.11.14 | ||
研究ニュース 小宮 | 1.アーモンドアイ | 9.11.3.5.8 | ||
優馬 田崎 | 1.アーモンドアイ | 11.8.3.10.12 | ||
優馬 須藤 | 1.アーモンドアイ | 11.9.3.4.8.12 | ||
競馬エイト 坂本 | 1.アーモンドアイ | 3.9.4.8.11.12.14 | ||
馬サブロー 竹村 | 1.アーモンドアイ | 9.11.3.6.8.12 | ||
デイリー 井上 | 8.キセキ | 1.11.3.9.12 |
関東トラックマン | ||||
---|---|---|---|---|
記者 | 本命◎ | 〇▲△ | ||
競馬ブック 林 | 1.アーモンドアイ | 5.11.3.4.8.9.14 | ||
研究ニュース 京増 | 1.アーモンドアイ | 11.9.3.4.5.8 | ||
勝馬 高橋 | 11.スワーヴリチャード | 1.14.3.4.8.9 | ||
日刊競馬 桧原 | 1.アーモンドアイ | 8.9.3.4.11 | ||
優馬 佐藤 | 6.サンダリングブルー | 1.11.3.8.9.12 | ||
競友 前田 | 5.ミッキースワロー | 1.11.4.8.9 | ||
競馬エイト 片桐 | 3.サトノダイヤモンド | 1.9.8.11.5.14 | ||
馬三郎 弥永 | 3.サトノダイヤモンド | 11.1.5.9.10 | ||
サンスポ 柴田 | 1.アーモンドアイ | 3.11.5.8.9.10 | ||
日刊ゲンダイ 新居 | 1.アーモンドアイ | 8.11.3.5.9.12 |
片桐「今年のジャパンCは古馬勢が安定感に欠けて、絶対的エースと呼ばれる馬は不在。注目されているアーモンドアイも、古馬との対戦は初めてで、今までのような楽な競馬はできないと思っている。割と実力差ははっきりしているが、枠順や展開などが上手くかみ合った馬であれば、伏兵が台頭出来てもおかしくない。関東馬のなかでは、何と言っても牝馬三冠を制したアーモンドアイが筆頭になる。ルメール騎手は特別な馬なので、ベストコンディションなら相手や距離は気にならないと言っていたが、直前の追い切りでは、併走馬を置き去りにして文句のない動きを見せていた。切れ味が身上なので、消耗戦になった時にどうなるか?といった不安はあるが、53キロの軽量で出られるのは有利。最有力候補になるのは変わりない」
「ミッキースワローは前回の札幌記念で13着に大敗しているが、勝負所から囲まれてしまって身動きが取れなかったし、直線も前をカットされる不利を受けたので参考外と言える。セントライト記念では皐月賞馬のアルアインを楽に差し切っているので、決め手はトップレベルにあると思っている。初めての左回りや、直線の長い東京が上手くかみ合えば、一発があってもおかしくない」
「サトノクラウンは宝塚記念を制した実力馬だが、不良馬場で接戦となった昨年秋の天皇賞が、よほど激しいレースだったのか、その後は精彩を欠いている。今回も体調が整わず、秋の天皇賞は見送っているので今回も復調気配がまず焦点になる」
井上「今年のジャパンCは3冠牝馬のアーモンドアイが1番人気だと思われる。その女王に対して他の古馬たちがどれだけ太刀打ちできるか、そして負かすのか、逆転はできるのか、そういったところが焦点だと思う。サトノダイヤモンドは、前走G1馬の意地を見せたかなという内容だった。前走辺りから中間の気配も随分変わり、以前はちょっとなかった覇気だったり、ピリピリ感というのが幾らか戻ってきたように思う。このコースも2着のあるコース。力勝負になった時には、この馬の底力というのが侮れない」
「スワーヴリチャードの前走は、ゲートで立ち遅れ、そのあと寄られて、レースもチグハグなった。流れに乗れなかったことが一番の敗因で、力を出し切っていない。この中間はゲート対策も施し、その効果も伺えるということなので、ゲートをまともに出てスムーズな競馬ができれば、G1馬の底力を見せてくれると思う」
「キセキは天皇賞秋で3着に敗れたものの、逃げの形でも3着に来たというのはかなり評価できる。菊花賞を勝ってからG1勝ちはないが、道悪で勝った菊花賞よりも、良馬場の東京の広いコースの方が合うタイプだと思うし、距離が延びる点も歓迎」