5月5日放送のトラックマンTVのゲストは、東が日刊ゲンダイの新居 哲さん、西が競馬エイトの坂本 和也さんです。東西トラックマンの自信の勝負レースである「プリンシパルステークス」、京都のメインレース「京都新聞杯 (G2)」、そして日曜日に東京競馬場で行われる「NHKマイルカップ (G1)」の印と買い目を紹介します。
まずは先週の勝負レースの結果から。両トラックマン、東京11レース「青葉賞 (G2)」で勝負。競馬ブックの林 茂徳さんは馬単9.6倍、三連単84.4倍を的中させて、配当総額56,600円、収支は+41,600円。スポーツニッポンの細原 邦央さんは馬連7.8倍を的中させましたが、収支-2,200円のトリガミでした。
新居哲 | 坂本和也 | |
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成績 | 2017年勝負レース2戦0勝 ‐27,000円 回収率0% |
2017年勝負レース2戦0勝 ‐35,000円 回収率0% |
トラックマンTV 予想
京都新聞杯 2017
- 坂本 和也
- ◎ 2.ダノンディスタンス
- ○ 3.サトノクロニクル
- ▲ 4.インヴィクタ
- △ 9.メルヴィンカズマ
- △ 5.サトノリュウガ
- △ 7.ハギノアレス
- △ 11.プラチナムバレット
- 新居 哲
- ◎ 11.プラチナムバレット
- ○ 4.インヴィクタ
- ▲ 8.ミッキースワロー
- △ 3.サトノクロニクル
- △ 5.サトノリュウガ
- △ 6.ゴールドハット
坂本 和也「本命②ダノンディスタンス。先行、好位ぐらいからスタミナを生かして粘り込むレースができれば力を十分に発揮できる。対抗③サトノクロニクル。前走・水仙賞は上がり最速で追い込んできて届かず2着。前走のあの脚を繰り出す能力があればここでも勝負になる。後ろからの競馬になったとしても京都の外回りコースだと届くと思う。④インヴィクタは成長段階ということもあってエンジンのかかりが遅いところがあるが、前々走の梅花賞のようにエンジンがかかってしまえば、いい脚を長く使える。能力は高い」
新居 哲「本命⑪プラチナムバレット。前走・はなみずき賞ではまだまだ余力を感じた。有力馬が間隔あいていたりするので、 順調に使われている強みを生かせば、ここに入っても勝ち切る力はある。対抗④インヴィクタ。前走・若葉Sは前残りの展開で3着。器用さを求められる阪神の内回りコースだった。まだちょっと線の細さ、トモの甘さを感じる。距離の延長と広い京都の外回りコーズに変われば変わり目はあると思う。⑧ミッキースワロー。未勝利を勝った後の前走は中一週での福島遠征だった。それを2000m、1分59秒9の好タイム勝ち。使った上りも33秒9で最速。持っている能力は非凡なものを感じる。鞍上のコース経験、関西遠征と未知な部分はあるが、どんな走りをするか注目したい一頭」
坂本 和也
馬連
2-3.4.9.5.7.11
計6点
新居 哲
3連単軸一頭マルチ
11 → 4.8.3.5.6
計60点
プリンシパルステークス 2017
- 新居 哲(勝負レース)
- ◎ 1.レッドローゼス
- ○ 8.ダイワキャグニー
- ▲ 11.チャロネグロ
- △ 5.ヘリファルテ
- △ 7.ロードアルバータ
- △ 3.エトルディーニュ
- △ 10.スズカメジャー
- 坂本 和也(勝負レース)
- ◎ 10.スズカメジャー
- ○ 4. スイーズドリームス
- ▲ 11.チャロネグロ
- △ 8.ダイワキャグニー
- △ 3.エトルディーニュ
- △ 7.ロードアルバータ
新居 哲「本命①レッドローゼス。前走・山藤賞は相手関係が強くなかったこともあるが、走破時計1分48秒9は速い、上り3F 33秒3も評価できる内容。そして何より、これまでは馬体面や精神面のバランスがうまく取れず、思うような成長曲線を描けなかったが、この山藤賞でぴったりとマッチした印象を受けた。デビュー当初からサトノアレス、アウトライアーズなど世代トップクラスの馬と対等に戦ってきた馬なので、まだまだ成長の余地は残すが先物買いで狙ってみたい。対抗⑧ダイワキャグニー。セントポーリア賞の勝ち時計1分47秒7は共同通信杯より、0秒2遅いだけ、とても優秀。また戦ってきた相手も共同通信杯2着のエトルディーニュ、毎日杯3着のキセキ、青葉賞2着のベストアプローチなど後の重賞で好走している面々。右回りの前走・弥生賞はコーナーで外にもたれたように左回りに戻れば力を発揮できると思う。⑪チャロネグロ。前走・山吹賞は行き足がつかず、前半はやっと馬郡に付いていくような感じだった。しかし勝負所からは押して上がっていき、エンジンがかかると直線で5馬身くらいあった差をぐいぐい詰めて余裕をもっての差し切り勝ち。東京に変わるのもプラス材料。本気で放った時のフットワークは非常にいいので、先々が楽しみな一頭」
坂本 和也「本命⑩スズカメジャー。瞬発力勝負になった前々走のフローラルウォーク賞では、後方の厳しい位置取りから差し切るという強い勝ち方をした。脚をためればためるほど切れる馬というのを示したレースだったと思う。対抗④スイーズドリームスは、まだまだ気性面で幼い面はあるが、デビュー当初と比べて集中力が出てきて、しっかり力を出せるようになってきたと思う。⑪チャロネグロは、まだ粗削りな面はあるが、前走のようにうまく気持ちが追従したときには、かなり破壊力のある末脚を使える」
新居 哲(勝負レース)
3連単フォーメーション
1.8.11 → 1.8.11 → 1.8.11.5.7.3.10
30点 各400円 合計12,000円
坂本 和也(勝負レース)
単勝:10 10,000円
馬連 各2,000円
10-4.11.8.3.7
合計:20,000円
NHKマイルカップ 2017
- 新居 哲
- ◎ 16.アエロリット
- ○ 15.レッドアンシェル
- ▲ 4.カラクレナイ
- △ 7.ジョーストリクトリ
- △ 13.トラスト
- △ 1.モンドキャンノ
- △ 3.アウトライアーズ
- 坂本 和也
- ◎ 6.ボンセルヴィーソ
- ○ 4.カラクレナイ
- ▲ 8.タイムトリップ
- △ 15.レッドアンシェル
- △ 3.アウトライアーズ
- △ 16.アエロリット
- △ 7.ジョーストリクトリ
- △ 12.ミスエルテ
新居 哲「本命⑯アエロリット。桜花賞は後方14番手から直線勝負。上がり3Fは2位タイの5秒0で上がってきた。どちらかというと一瞬の瞬発力よりか、じわじわと伸びてくるタイプ。先に抜け出していた勝ち馬には0秒2詰めたところがゴールだった。それでもゴール過ぎてからグーンと伸びてきていたし、初めての関西輸送を考えれば内容は悪くなかった。今回は地元ホームでの競馬になる。それに2走前のクィーンカップの走破時計が1分33秒3。これは例年のNHKマイルCの勝ち時計にもなりえる好時計。直線の長い左回りの東京コースだと、右手前が好きなこの馬が、より力を発揮できるんじゃないかと思う。対抗⑮レッドアンシェル。レースのレベルが高かったアーリントンカップで2着。テンションが高くなりやすくて、使い込むよりは久々の方が良さそうなタイプなので、前走から2ヶ月半開けたローテーションというのは好材料に感じる。④カラクレナイは桜花賞4着。少し軽い走りをするので稍重の馬場はこの馬向きではなかった印象を受ける。2走前の重賞勝った時の良馬場では目が覚めるような末脚を使ってきたので、直線の長い東京替わり、そして良馬場で望めそうな点も含めて見直したい馬」
坂本 和也「本命⑥ボンセルヴィーソ。ニュージーランドトロフィーは外枠でテンから脚を使わされたが、それでも最後までしぶとい粘りを見せて3着。逃げ、先行問わず、スローでも粘れる。堅実に走ってくれる馬。対抗④カラクレナイ。桜花賞ではまとめて差し切りそうな勢いで追い込んできた。ただ最後、坂を登ってから脚色がにぶってしまったのは道悪でパワーを必要とした分もあった。良馬場なら、よりこの馬の能力が発揮されるのではないかと思う。⑧タイムトリップ。2走前のクロッカスSはペースがかなり遅く、みんな33秒台の上がりを使うような究極の瞬発力勝負になった。それを外めからあっさり交わし切ったところは、この馬の能力の一片を見た感じがした。ここもこの馬向きの切れ味が要求されるスローの流れになれば、まとめて差し切るまである気がする」
新居 哲
3連単軸一頭マルチ
16 → 15.4.7.13.1.3
計90点
坂本 和也
3連複軸1頭ながし
6-4.8.15.3.16.7.12
計21点