5月19日放送の『トラックマンTV』のゲストは、東が研究ニュースの京増 真臣さん、西が馬サブローの竹村 浩行さんです。土曜の重賞レース「平安ステークス (G3)」と、東西トラックマンの自信の勝負レース、そして日曜日に東京競馬場で行われる「優駿牝馬 オークス (G1)」の印と見解を紹介します。
まずは先週の勝負レースの結果から。東京11R「京王杯スプリングC」で勝負した勝馬の髙橋 剛さんは的中しませんでしたが、新潟9Rで勝負した競馬ブックの石井 健太郎さんは三連単 78.1倍 を的中させ配当総額 78,100円、収支は+42,100円でした。
京増 真臣 | 竹村 浩行 | |
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成績 | 2017年勝負レース1戦0勝 -20,000円 2016年勝負レース5戦1勝 -41,100円 |
2017年勝負レース1戦0勝 -20,000円 2016年勝負レース6戦2勝 +17,200円 |
トラックマンTV 予想
平安S 2017
- 竹村 浩行(勝負レース)
- ◎ 2.タガノエスプレッソ
- ○ 9.グレイトパール
- ▲ 15.グレンツェント
- △ 7.アスカノロマン
- △ 16.ケイティブレイブ
- △ 10.ロワジャルダン
- △ 11.ロンドンタウン
- 京増 真臣
- ◎ 10.ロワジャルダン
- ○ 9.グレイトパール
- ▲ 15.グレンツェント
- △ 16.ケイティブレイブ
- △ 11.ロンドンタウン
- △ 5.ピオネロ
- △ 7.アスカノロマン
竹村 浩行「本命②タガノエスプレッソ。前走・アンタレスSはスタートで出遅れて、直線では最内をついたがスペースがなく、ほとんど追えず7着。それでも持ったままの手応えでゴール前まで来た。スムーズだったら勝ち負けに加わっていたはず。千四より中距離の方が無理なく脚をためれるのでパフォーマンスは上がる。今回は先行馬が揃ったので先行争いが激しくなりそう。うまく中断あたりで脚をためているタイプが最後に浮上してくると思う。対抗⑨グレイトパール。勝った前走の仁川Sは平均より少し遅いペースで流れ、上がり4Fの決め手勝負の展開になり、1、2着馬のマッチレースになったが、2着馬に最後まで抜かせなかった。着差以上に強い内容だったと思う。好位で運べて上がり34秒台の脚を使えるのは大きな武器。実績上位馬とは斤量差もある。それを考えればここでも勝ち負けできるはず。⑮グレンツェントはダート中距離界の最上位レベルの地力はある」
京増 真臣「実績馬が別定戦ということで57~58㎏を背負うので56㎏を背負う組を中心視。本命⑩ロワジャルダン。前走・アンタレスSは馬群が凝縮してしまい、直線では2度、3度とブレーキを踏むロスがあった。それでもゴール前、詰め寄ってきていた。そのロスがなければ2着はあった内容。今回、ペースが流れることが予想されるので、馬群を捌くのには手間取らないと思う。前回以上のパフォーマンスを期待できるし、重賞勝ちの実績があるなかで56㎏というのは恵まれた感じがする。対抗⑨グレイトパール。ダートに矛先を向けて目下4連勝中。仁川Sも楽勝、完勝といえる内容だった。ここも通過点と思える逸材だが配当的妙味を考えるとロワジャルダンの方が妙味がある。⑮グレンツェント。前走のアンタレスSは休み明けと別定戦の58㎏というのがこたえた感じで、展開の不向きもあった。今年に入って東海Sを勝ってこのメンバーのなかでは地力上位という存在。前回以上の状態にあるので再度58㎏でも巻き返しは期待できると思う」
竹村 浩行(勝負レース)
単勝:2 3,000円
複勝:2 3,000円
3連複軸1頭流し
2-9.15.7
3点 各1,000円
2-9.15.7.16.10.11
15点 各500円 計16,500円
京増 真臣
単勝:10
馬連:9-10
東京9R カーネーションカップ
- 京増 真臣(勝負レース)
- ◎ 13.イストワールファム
- ○ 7.アドマイヤローザ
- ▲ 8.ムーンザムーン
- △ 10.ダノンディーヴァ
- △ 9.シンボリバーグ
- △ 2.ヒストリア
- △ 1.ブルークランズ
「オークス除外組がメンバーに加わり、好メンバーが顔をそろえた。その中でも⑬イストワールファムの素質を信頼したい。前々走の未勝利は直線並ぶ間もなく先行馬を一気にかわして突き抜けた。走破時計の1分4秒2というのは同開催の共同通信杯を0秒3しのぐ好時計。それを順当に当てはめれば500万下は通過点といえる。前走・忘れな草賞の敗因は、休み明け、阪神への初遠征、さらに稍重のコンディションと少しずつ不利が加わった感じで、直線で伸びを欠いた。それでも4着に来たあたりは能力のなせる技。東京千八の良馬場ならば期待できる。対抗⑦アドマイヤローザ。3走前の未勝利勝ちを評価。稍重の馬場で2分2秒6。これは同開催の良馬場だった京都2歳Sと同タイム。馬場差を加味すればアドマイヤローザの方が上。前走のフローラSは展開に泣いた形。休み明けを叩いて状態も上向いている。この馬も巻き返しが期待できる。⑧ムーンザムーンの前走・スイートピーSはスタートで後手を踏んだ分だけ首、首の3着に敗れた形でオークスの権利をとれなかった。それでも500万に上がってからは骨っぽい牡馬と差のない競馬を続けていた。決め手自体は互角以上のものがあると思う」
京増 真臣(勝負レース)
馬単
13 → 7 10,000円
13 → 8 5,000円
13 → 10 4,000円
13 → 9.2.1 各2,000円
計25,000円
優駿牝馬 オークス 2017
- 京増 真臣
- ◎ 2.ソウルスターリング
- ○ 14.リスグラシュー
- ▲ 16.アドマイヤミヤビ
- △ 8.ホウオウパフューム
- △ 3.フローレスマジック
- △ 13.レーヌミノル
- △ 11.レッドコルディス
- 竹村 浩行
- ◎ 16.アドマイヤミヤビ
- ○ 14.リスグラシュー
- ▲ 2.ソウルスターリング
- △ 4.ミスパンテール
- △ 7.ディアドラ
- △ 1.モズカッチャン
- △ 17.カリビアンゴールド
京増 真臣「過去10年のうち良馬場で行われた8回が前半1000m通過 59秒1~61秒3。極端なスローペースは考えづらいので地力、スケールが問われるレース。3歳牝馬ハイレベルと言われるなかでも②ソウルスターリングが別格と思っている。2走前のチューリップ賞では直線あっさりと先行勢をとらえて、後続をそのまま2馬身差寄せ付けずに完勝といえる内容だった。その後続に付けた2馬身というのがそのまま能力差に当てはまると思う。走破時計の1分33秒2というのも昨年のシンハライトに次ぐチューリップ賞2番目の時計。これは元々持っているスタミナがなければ出せない数字。桜花賞は稍重の馬場が影響した。血統背景を考えれば2400mはベストと言えないまでもこなせる距離。対抗⑭リスグラシュー。桜花賞は直線半ばまでエンジンのかかり遅くて、モタモタした感じではあったが、ゴール前は際立つ脚で迫ってきた。中身のある2着だった。勝ったレーヌミノルとは単純に位置取りの差が出た形。
クィーンCのパフォーマンスを見ると⑯アドマイヤミヤビはオークス向きだと思っていたが、前回の桜花賞は馬場、1600mの距離適性があるにしては大きく負けすぎたので3番手に評価を落とした。それでも3走前の百日草特別ではカデナやアウトライアーズといった牡馬の骨っぽい相手をやぶってきた。距離延長は歓迎で巻き返しは必至」
竹村 浩行「例年通り桜花賞組が上位と見て。本命⑯アドマイヤミヤビ。2走前のクィーンCでは、逃げ粘ったレーヌミノルをねじ伏せて、アエロリットにも伸び勝った。後のG1馬2頭を負かしていることからも、前回の桜花賞は力を出し切れていないのは明らか。敗因は嫌気が差したとしか考えられないので、度外視してもいいと思う。②ソウルスターリングは筋肉量が多くてスピードタイプなので現時点では距離2000mくらいまでかなというイメージがあるのだが、能力の絶対値が高いので今回大きく割り引く必要はない。とにかく立ち回りが、ずば抜けて上手く、いい枠も引いた。まず崩れるようなイメージはわかない」
京増 真臣
馬単 6点
2 → 14.16.8.3.13.11
竹村 浩行
馬単 2点
16 → 14.2
三連複 軸1頭ながし 15点
16-14.2.4.7.1.17