トラックマンTV 東京スポーツ杯2歳ステークス2018「自信の勝負レース」予想と買い目

今週の出演者は、日刊ゲンダイの新居哲さんと優馬の田崎泰さん。お二人の土曜日の「自信の勝負レース」の買い目のほか、「東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)」の予想印を紹介します。

先週は馬サブローの弥永明郎さんが東京2R(2歳未勝利)、同じく馬サブローの竹村浩行さんが東京11R(武蔵野S)で勝負しましたが、お二人とも的中しませんでした。



勝負レース成績
新居哲 田崎泰
2018年 4戦1勝
+43,100円 回収率164%
2018年 5戦2勝
+122,000円 回収率149%
2017年 5戦1勝
-23,760円 回収率70%
2017年 6戦1勝
-181,000円 回収率28%

トラックマンTV 予想

田崎泰 自信の勝負レース
京都9R もちの木賞 14:31発走
◎  8.ハヤヤッコ 4着
◯  7.ダンサーバローズ 2着
▲  3.コパノマーティン
△  1.サルサレイア
△  9.ノーヴァレンダ 1着
△  4.ガンケン

結果:9-7-10 (三連単5,830円)

「ダート実績のあるシラユキヒメ一族の白毛馬◎ハヤヤッコが、ここでダート替わり。2走前の未勝利戦(新潟・芝1800m)は、メンバー構成も含め、鞍上のペース判断と展開が上手く行ったので芝でも勝てたと思っている。このレースを見た時に、この馬はやっぱりダートの方がいいだろうなという感じがしたので狙ってみたい」

買い目

単勝
  50,000円

 

東スポ杯2歳ステークス2018 予想
新居哲(勝負レース)
◎ 15.ルヴォルグ 9着
◯  4.アガラス 2着
▲  5.ヴァンドギャルド 3着
△  9.ダノンラスター
△  7.ヴェロックス
△  3.カテドラル

田崎泰
◎  7.ヴェロックス 4着
◯  3.カテドラル
▲ 16.ゴータイミング
△  5.ヴァンドギャルド 3着
△ 12.ホウオウサーベル
△  9.ダノンラスター

結果:2-4-5 (三連単593,030円)

新居「昨年はダービー馬ワグネリアン、一昨年はスワーヴリチャード、その前にもサトノクラウン、イスラボニータなどのG1馬が、このレースを使って出世していった。今年も近年にない素質馬が揃ったが、そのなかでもスケールが一枚も二枚も上の⑮ルヴォルグを本命にした。デビュー戦は、4馬身差を付けて快勝。勝ち時計は普通でも、好位から余裕で抜け出しノーステッキのまま上がり33秒6をマーク。スケールの大きさ、現時点での完成度の高さが伺えた。相手が強くなる今回は、もっとパフォーマンスを上げてくると思う」

買い目

新居哲(勝負レース)

3連単1着固定流し
 15 → 4.5.9.7.3
20点 各1,000円 計20,000円

 

マイルチャンピオンシップ2018 予想印

京都競馬場・芝1600mで争われるマイルCS。昨年は、最後の直線 鋭い末脚で伸びて来たペルシアンナイトが先頭のエアスピネルをハナ差かわして優勝。アグネスデジタル以来、17年振りに3歳馬が秋の最強マイラーに輝きました。

昨年こそ、3歳馬が勝利を挙げたものの馬券圏内に入ってくるのは圧倒的に4歳馬・5歳馬が多いのでしっかりと見極めたいところです。

  • 過去10年の傾向
    • 3歳【1-0-2-30】
    • 4歳【3-5-3-22】
    • 5歳【4-4-4-47】
    • 6歳【1-1-1-32】
    • 7歳以上【1-0-0-18】

G1予想単勝回収率
1位.須藤 2位.米満 3位.弥永

関西トラックマン
記者 本命〇▲△
競馬ブック 米満 15.アエロリット 8.3.1.2.10.18
競馬ブック 石井 3.アルアイン .6..8.14.15
研究ニュース 小宮 1.ステルヴィオ 8.15...7
優馬 田崎 1.ステルヴィオ 8...16.11.18
優馬 須藤 2.ペルシアンナイト 8...6.14.15
競馬エイト 坂本 7.ロジクライ 1.15.2.3.8.10.14
馬サブロー 竹村 2.ペルシアンナイト 15.8...7.11.14
デイリー 井上 3.アルアイン 8...7.14.15.18
関東トラックマン
記者 本命〇▲△
競馬ブック 林 1.ステルヴィオ 8.15...7.11.14
研究ニュース 京増 3.アルアイン 8...14.15.18
勝馬 高橋 3.アルアイン .8..7.14.15.18
日刊競馬 桧原 1.ステルヴィオ 8.15...10.11.14
優馬 佐藤 15.アエロリット 8.3.2.7.14.18
競友 前田 2.ペルシアンナイト 8.7...10.14.15
競馬エイト 片桐 8.モズアスコット 15.2.1.7.10.14.17
馬三郎 弥永 3.アルアイン 8...7.10.18
サンスポ 柴田 15.アエロリット 8.1.2.6.9.13
日刊ゲンダイ 新居 1.ステルヴィオ 15.10.8.7..

田崎「人気の中心になるのは安田記念を勝ったモズアスコット。前哨戦のスワンSは、2着に敗れたものの、斤量差、それから早め先頭に立って目標にされたと考えれば、内容としては全く悲観するものではない。1回使って状態は確実に上向いているので、まともなら好勝負間違いない。続いて昨年の勝ち馬ペルシアンネイト。富士Sは、59キロを背負っていた事と、直線でスムーズさを欠くところがあった事を考えれば、内容的には十分だったと思う。昨年より力をつけているので、この馬もスムーズに立ち回れれば…といったところ。そして昨年の2着馬エアスピネルも有力。ただこの馬の場合、少し使える脚が短い印象があるので、その脚をどこで使うかがポイントになってくる。それから個人的に注目してるのがアルアインの距離短縮での変わり身。皐月賞を勝ったことで、その後は中距離路線を歩んだが、やはり本質的には、体型とか気性を考えると、マイルぐらいの方がレースをしやすそうな雰囲気がある」

新居「今年は連覇を狙うペルシアンナイトなどG1馬7頭が出走する豪華メンバーとなった。また上がり馬にも伏兵陣が揃い、実績か、状態か、しっかり見極めたい。10年ぶりに牝馬での勝利を狙うのはアエロリット。春の安田記念では、モズアスコットの強襲に合い2着に敗れたものの、牡馬一線級相手でも通用するところを見せた。前走の毎日王冠は、勝ち時計も速く、夏を越して持ち前のスピードにパワーも兼ね備えた印象。中間も放牧をはさみ、仕上がりも良好。そして毎日王冠でアエロリットの2着だったのがステルヴィオ。3歳馬ながら、年長馬相手の2着。それも速い流れのなか、上がり最速33秒2の脚を使ったことは高く評価できる。天皇賞よりも距離適性を考え、こちらに回ったのは好材料だと思う。ラストは必ず脚を使う馬だけに、どこまでやれるか楽しみがある。それから前哨戦であるスワンSを制したロードクエスト。その前走、春のマイル王モズアスコットをハナ差押さえての差し切り勝ちは、非常に価値が高く、自身も2年1か月ぶりのうれしい勝利となった。以前は折り合い面に難しさがあったが、一時短い距離を使ったことで精神面の成長が伺える。今回も侮れない存在なのは間違いない。上がり馬といえば、国枝調教師が送り出すミッキーグローリー。足元の関係もあり、5歳馬ながらここまでキャリア11戦。それでいながら、着実に階段を上り、前走の京成杯AHで念願の重賞勝ちとなった。しかも当時の3着馬ロジクライは富士Sを、4着馬ロードクエストはスワンSを勝ったように、後の前哨戦を制した馬に先着と価値は高い」