今週の出演トラックマンは、東が研究ニュースの京増真臣さん、西がスポーツニッポンの細原邦央さん。お二人の自信の勝負レースの買い目のほか、土曜日の重賞「ステイヤーズS(G2)」と「チャレンジカップ(G3)」、日曜日の重賞「チャンピオンズカップ(G1)」の印を紹介します。
先週は、日刊競馬の柏木集保さんが東京11R、優馬の須藤大和さんが京都1Rで勝負しましたが、どちらも的中しませんでした。お二人の今年の成績は、柏木さんが4戦0勝 収支-40,000円、須藤さんが5戦1分 収支-82,000円となりました。
京増真臣 | 細原邦央 | |
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成績 | 2017年勝負レース4戦1勝 +265,000円 回収率283% |
2017年勝負レース4戦1分 -42,200円 回収率16% |
トラックマンTV 予想
中山11 ステイヤーズステークス 2017
- 京増真臣
- ◎ 9.アルバート
- ◯ 2.フェイムゲーム
- ▲ 7.プレストウィック
- △ 4.シルクドリーマー
- △ 6.シホウ
- 細原邦央
- ◎ 9.アルバート
- ◯ 4.シルクドリーマー
- ▲ 2.フェイムゲーム
- △ 6.シホウ
- △ 5.プロレタリアト
京増真臣「このレース2連覇中の⑨アルバートと、天皇賞・春2着の実績がある②フェイムゲームの一騎打ち。⑨アルバートのベストパフォーマンスは4走前のダイヤモンドS。58キロのハンデを背負い、外を回るコースロスがありながらも、3400mを走って、上がり33秒4の末脚でまとめているので、圧巻の勝ちっぷりだったと言える。その後、天皇賞・春でも5着と好走して地力強化を見せ、6歳馬でも、まだまだ力を付けている印象がある。秋初戦となったオールカマー7着は、勝負どころでの不利が応え、前走のアルゼンチン共和国杯4着は58.5キロのトップハンデを背負って、上位3頭とのハンデ差が大きく開いていた。いずれも悲観する内容ではなく、敗因ははっきりしている。馬券は3連単F⑨→②→⑦④⑥」
細原邦央「⑨アルバートが出てきたことで、他のレースに回った馬が結構いた。ここは相手探し。対抗は④シルクドリーマー。3走前には⑦プレストウィックに先着しているし、ステイヤーとしての資質は高いものを持っている。展開面でも③グランアルマダが主張して行きそうな感じがあるので、ここは楽に2番手で流れに乗った競馬ができるはず。馬券は3連単F⑨→④②→④②⑥⑤」
阪神11R チャレンジカップ 2017
- 細原邦央(勝負レース)
- ◎ 7.プリメラアスール
- ◯ 5.モンドインテロ
- ▲ 8.デニムアンドルビー
- △ 6.ブレスジャーニー
- △ 3.サトノクロニクル
- △ 11.ジョルジュサンク
- △ 9.マイネルミラノ
- 京増真臣
- ◎ 5.モンドインテロ
- ◯ 3.サトノクロニクル
- ▲ 6.ブレスジャーニー
- △ 9.マイネルミラノ
- △ 8.デニムアンドルビー
- △ 10.マサハヤドリーム
- △ 2.メドウラーク
※チャレンジカップは、昨年までの5年間はハンデ戦の1800mでしたが、今年は別定戦の2000mに変わっています。
細原邦央「開幕馬場で一発。本命は先行馬⑦プリメラアスール。前走の福島記念 8着は、思った以上にマイネルミラノが早く来て、それに釣られて外の馬たちも掛かり気味でペースを上げて行った分、早めに脚を使わされる形になった。それでも直線で、もうひと伸びしているのは調子のいい証拠。自分のリズムで運べれば、上位争いしてもおかしくないと思わせる内容だった。対抗は⑤モンドインテロ。前走のオールカマーは、出負けしたのがすべて。ペースも落ち着いて、流れに乗り切れないままというレースだった。今回は2000mとちょっと距離が短いかもしれないが少頭数で、早めに動ける形を取れると思う。この馬に騎乗するC.ルメール騎手が中間に重賞を勝てる力はあると話していたのでチャンスはあると思う」
京増真臣「福島記念と同様に⑦プリメラアスールの逃げに、早めスパートで⑨マイネルミラノが絡むような展開になると予想して、差し・追い込み馬が有利と見ている。本命は⑤モンドインテロ。2走前の札幌日経オープンは、スローペースで小回り札幌コース、4角9番手、直線入口では少し窮屈になるような場面もあり、絶体絶命と言えるようなポジショニングだったが、残り1ハロン、正味直線だけの競馬で8頭をごぼう抜きして来た。メンバーに恵まれたとはいえ、圧巻の勝ちっぷりだった。近況、このレースを含めて、力を付けてきた印象があるので、重賞獲りのチャンスは十分ある。馬券は、⑤モンドインテロの単勝、⑤-③⑥の馬連、⑤から印への馬単」
3連単 軸2頭マルチ
7.5 → 8.6.3.11.9
30点 各1000円 合計30,000円
京増真臣 自信の勝負レース
- 中山12R 1000万円以下
- ◎ 9.ニシノアップルパイ
- ◯ 12.ドーヴァー
- ▲ 2.モアナ
- △ 14.サレンティーナ
- △ 15.コスモヨハネ
- △ 13.エメラルスター
- △ 4.カルヴァリオ
「東京の長い直線では瞬発力で引けを取った⑨ニシノアップルパイだが、スピードをいかんなく発揮できる絶好の舞台『中山』で狙いたい。強いと思わせたのは5走前の中山戦(芝1600m・500万円以下)。ハイペースの流れで、2番手を追走したこの馬でも非常にきつい競馬になったが、4角入口早めに先頭に踊り出る積極的な競馬で、最後は後続の追い上げを力強く振り切った。走破時計の1分34秒7というのは、前日に行われたダービー卿CTと同タイム。3歳春の時点で、これだけの時計を走れる馬なので、ゆくゆくはオープンまで出世できる馬だと思っている」
単勝
9 20,000円
3連単フォーメーション
9 → 12.2 → 12.2.14.15.13.4
10点 各1,000円 合計30,000円
中京11R チャンピオンズカップ2017
- 細原邦央
- ◎ 1.コパノリッキー
- ◯ 11.アウォーディー
- ▲ 13.テイエムジンソク
- △ 4.14.9.6
- 京増真臣(東の1位)
- ◎ 4.ノンコノユメ
- ◯ 11.アウォーディー
- ▲ 14.サウンドトゥルー
- △ 1.12.13.2
- 林茂徳(東の2位)
- ◎ 15.アポロケンタッキー
- ◯ 14.サウンドトゥルー
- ▲ 2.ケイティブレイブ
- △ 1.3.8.11.12
- 井上達也(西の1位)
- ◎ 6.モルトベーネ
- ◯ 14.サウンドトゥルー
- ▲ 15.アポロケンタッキー
- △ 2.7.11.12.13
細原邦央「逃げ馬の①コパノリッキーが最内枠に入ったので、ここはスタートさえ普通に出れば、ハナに行くのは間違いない。そうなれば隊列はすんなり決まる。それに続くのが②ケイティブレイブや⑬テイエムジンソクといった、力を付けてきた馬たちだが、この2頭が早めに仕掛けてくるとは思えない。G1が舞台だし、力試しというところがあるので。ある程度じっくり構えて乗ると思う。そうなってくると①コパノリッキーが1人で自分のリズムで運べるはず。2階級制覇を狙って挑んだ前走のJBCスプリントはスタートの躓きが痛かった。それでも外をまくって、外々を回し、しっかり脚を使って2着。このレースぶり見たら7歳だけど、全く衰えはない。むしろこの千二が刺激になって進化していると思えるくらい僕は高く評価している。馬券は①コパノリッキーの1着固定、⑪アウォーディーは崩れないので2,3着に固定したフォーメーションを」
京増真臣「メンバーとしてはダートG1・10勝の①コパノリッキーを筆頭に豪華メンバーだが、近年のダート界は絶対的王者が不在。展開一つで穴馬の台頭もあると思う。①コパノリッキーが逃げた2015年のチャンピオンズカップは、1000m通過が60秒2の淀みのない流れで、差し・追い込み決着を演出していて、今回も①コパノリッキーが揉まれるのを嫌ってハナを切る展開になると見ている。②ケイティブレイブも前へ行きたい口だし、早めに仕掛けたい⑬テイエムジンソク、⑪アウォーディーあたりが4角で一気に仕掛けてくれば、前はきつくなる。本命は④ノンコノユメ。前走・武蔵野Sは、半マイル通過が47秒3で、4角2番手にいたインカンテーションが押し切って、その内にいたサンライズソアが2着に入る、典型的な行った前が有利な展開。ノンコノユメ自体は4角大外を回るコースロスがありながらも、0秒4差の4着と追い上げて来た。去勢後は若干、成績が伸び悩んだところはあったが、復活のきっかけをつかむレースぶりだったと思う。馬券は④ノンコノユメの単勝、押えで馬連で流す」