今週の出演トラックマンは、東が競馬エイトの片桐靖弘さん、西が優馬の田崎泰さん。逆転を狙うお二人の自信の勝負レースの買い目のほか、土曜日の重賞「ターコイズステークス(G3)」、日曜日の重賞「朝日杯フューチュリティステークス(G1)」の印を紹介します。
先週は、サンケイスポーツの柴田章利さんが中山9R、デイリースポーツの井上達也さんが中京8Rで勝負しましたが、どちらも的中しませんでした。お二人の今年の最終結果は、柴田さんが5戦1勝 収支-3万4,000円(回収率37%)、井上さんが6戦2勝収支+16万9,150円(回収率329%)となりました。
片桐靖弘 | 田崎泰 | |
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成績 | 2017年勝負レース4戦1勝 +10,500円 回収率110% |
2017年勝負レース5戦1勝 -81,000円 回収率46% |
トラックマンTV 予想
田崎泰 自信の勝負レース
- 阪神4R 2歳未勝利
- ◎ 13.ラプトレックス
- ◯ 10.リシュブール
- ▲ 3.ムーンレイカー
- △ 5.インスピレーション
- △ 7.キングポセイドン
- △ 11.サイン
- △ 12.マディソンスクエア
「成績的にも上位4頭の首位争いになると思う。その中でも前走からの上積みが一番大きそうな⑬ラプトレックスを本命に。京都でのデビュー戦は、出遅れて後ろから。それに加えてかなりスローペース。自分から動いて、4角では好位までとりついたが、先行馬もスローペースで楽に逃げていたので、中々差は詰まらず、この馬自身も中々エンジンがかからず、ゴール前でようやくエンジンが掛かり、何とか2着には上がった。この馬の持っているポテンシャルを全部出してのレースではなかったし、1回使った方がいい馬だなと思っていた中でのあのレースぶりだったので、次に向けてはかなり上積みが期待できるという感覚を受けた」
片桐靖弘 自信の勝負レース
- 中山9R ひいらぎ賞
- ◎ 15.ハーグリーブス
- ◯ 1.グランドピルエット
- ▲ 16.エングローサー
- △ 14.ソイルトゥザソウル
- △ 10.マイネルキャドー
- △ 5.ヴァイザー
- △ 8.ロードトレジャー
- △ 4.リープフラウミルヒ
「トリッキーなコース形態で、外差しもあまり効かないイメージ。先行好位で運べて、器用に立ち回れる馬を重視。本命⑮ハーグリーブス。前走・新馬戦(東京・芝1400m)は泥んこ馬場。普通だったら走りたがらない状況だが、この馬は非常に前向きで、引っかかったわけでもないのにスイスイ走って、馬場の悪さをものともしなかった。最後は横並びになる接戦になったが、前をかわしに行って、並びかけられても抜かせない勝負根性を見せた。中間の動きは、今週の美浦坂路でこの馬だけがラスト1F 11秒台を出した。ちなみに朝日杯FSで有力視されているタワーオブロンドンはこの日の坂路でラスト1F 12秒1。いかにこの時計が優秀であるか。エンパイアメーカー産駒とダート向きの種牡馬なので、芝の速いスピードに対応できないと思われているが、これだけ動ける馬がダート馬というのは考えられない。この馬に関しては芝でも良馬場でも大丈夫だと思っている」
15-1-16 5,000円
15-1-14 5,000円
15-16-14 5,000円
馬単
15 → 1 5,000円
15 → 14 5,000円
15 → 16 5,000円
合計:30,000円
ターコイズステークス 2017
- 片桐靖弘
- ◎ 7.フロンテアクイーン
- ◯ 12.ラビットラン
- ▲ 15.ディープジュエリー
- △ 2.ワンブレスアウェイ
- △ 3.オートクレール
- △ 10.バンゴール
- △ 11.エテルナミノル
- △ 8.ミスパンテール
- 田崎泰 的中!
- ◎ 8.ミスパンテール 1着
- ◯ 7.フロンテアクイーン 2着
- ▲ 14.デンコウアンジュ 3着
- △ 11.エテルナミノル
- △ 12.ラビットラン
- △ 5.ハローユニコーン
片桐靖弘「本命⑦フロンテアクイーン。好メンバーが揃っていた2走前の秋風Sは、すぐに隊列が決まって淡々としたスローペースの流れになり、基本的には先行有利、内目を通った馬が有利な状況だったが、この馬はそこをつく場面がなく、外に持ち出した。それでも追ってからの反応は鋭く、まとめて差し切るかっていう勢いで伸びてきて僅差の2着。好位から上手く間を割って来れた勝ち馬ジュールポレールの方が、立ち回りの面で上手くいった。この馬の実力を考えたら、準OPの格上挑戦というイメージはなく、ハンデ53キロは魅力。馬券は⑦から馬連で印へ」
田崎泰「本命⑧ミスパンテール。勝った前走の清水S(準OP)は、いつもよりかは上手く立ち回って、久々にこの馬らしい末脚を見せた。直線、進路が狭くなって抜けられないかなと思ったところから、しっかり脚を使って抜けて来たあたり、やはりデビュー2戦目でチューリップ賞(G3)2着したのは伊達じゃないなというのを示してくれた。中間の動きもよく、状態面に不安はない。馬券は⑧の単勝と、⑧⑦の馬連か枠連」
朝日杯FS 2017
- 田崎泰
- ◎ 12.ダノンスマッシュ
- ◯ 1.ダノンプレミアム
- ▲ 2.フロンティア
- △ 3.11.4.15
- 井上達也(西の1位)
- ◎ 14.ダブルシャープ
- ◯ 1.ダノンプレミアム
- ▲ 3.タワーオブロンドン
- △ 2.5.8.10.12
- 坂本和也(G1 本命馬好調)
- ◎ 3.タワーオブロンドン
- ◯ 12.ダノンスマッシュ
- ▲ 1.ダノンプレミアム
- △ 2.5.8.9.10
- 京増真臣(東の1位)
- ◎ 1.ダノンプレミアム
- ◯ 3.タワーオブロンドン
- ▲ 10.ステルヴィオ
- △ 5.8.12.14
- 林茂徳(東の2位)
- ◎ 1.ダノンプレミアム
- ◯ 3.タワーオブロンドン
- ▲ 10.ステルヴィオ
- △ 2.5.8.11.12
- 片桐靖弘(東の3位)
- ◎ 1.ダノンプレミアム
- ◯ 3.タワーオブロンドン
- ▲ 10.ステルヴィオ
- △ 5.12.2.8.14
田崎泰「本命⑫ダノンスマッシュ。デビュー戦は、前で競り合うような形の競馬をして、最後差されてしまったが、その後の2戦はスローペースでもしっかり折り合って、しっかり脚を使って抜けて来るという、文句のつけようがない競馬ができている。この馬にとってのポイントは1ハロン伸びるのがどうかだが、千六になって、まったくダメということはないと思う。むしろ千六ならもっといい位置で競馬ができる可能性もある。そうすると立ち回り一つで①ダノンプレミアムを逆転できる可能性があるのはこの馬だけかなと思っている。ダービーを目標にしている①ダノンプレミアムは、千六でそんなに急がせる競馬はしたくないはず。そこが付け入るスキだと思う。馬券は⑫ダノンスマッシュの単勝と相手に①ダノンプレミアム」
片桐靖弘「本命①ダノンプレミアム。前走のサウジアラビアRCは、すんなり先行し、好位から楽々と後続を突き放しレコード勝ち。速いラップを刻みながらも、最後の3ハロンをすべて11秒台でまとめてしまうのだから後続は手も足も出ない。このメンバーに入れば堂々の主役候補。配当妙味を考えて馬券は、本命①ダノンプレミアムから△5頭に流す」