トラックマンTV ファンタジーステークス 2017「勝負レース」予想と買い目

今週の出演トラックマンは、東が優馬の佐藤直文さん、西が競馬ブックの米満浩生さん。お二人の自信の勝負レースの買い目と、京都11R「ファンタジーステークス(G3)」の印を紹介します。米満さんは昨年の西のチャンピオンで昨年同様、今年最後の勝負レースで大逆点を狙います。

先週は、研究ニュースの小宮邦裕さん、競馬ブックの林茂徳さんともに東京11R「アルテミスステークス(G3)」を勝負レースとして選択。小宮さんは外しましたが、林さんは単勝馬券（4.4倍x6,000円）を的中させて、収支+6,400円。お二人の今年の成績は、小宮さんが5戦1勝1分 -1万5,200円、林さんが5戦3勝 +11万2,120円でした。

トラックマンTV 予想

京都11R ファンタジーS 2017

米満浩生「本命はスピードとポンシャルを兼ね備えた⑩アマルフィコースト。前走・中京2歳Sは２着の馬とマッチレースの末に勝利。この馬はセンスが良くて走り方が非常に柔軟なので中京の馬場よりも、今回仮柵が設けられた良馬場見込みの京都の馬場の方が向く気がする。⑨ベルーガはホームとはいえ、すべてが初ものづくしとなるので対抗にしたが、この馬にあっさり勝たれてもおかしくない。⑥スズカフェラリーの前走・リンドウ賞は行く場所行く場所狭くなって脚を余した感じ。走りは荒いが脚は持っている。馬券は⑩アマルフィコーストから馬連」

佐藤直文「⑨ベルーガは血統的に京都の1400mはピッタリだと思う。この馬のセンスに期待。⑥スズカフェラリーの新馬戦・札幌はラストの２Ｆが11.9、11.6。それを外を回ってあっさり差し切って3馬身半差。この決め手を京都の外回りで上手く使えるかどうかというところ。⑤アルモニカは前走・新馬戦でこの距離を使ったということは一つプラスになるし、勝ち時計の1分22秒2も阪神の馬場を考えればかなり優秀。小柄な馬なので体重がそんなに減らなければいいなと思う。馬券は⑨ベルーガ１着固定の三連単 印全部に流す」

米満浩生 自信の勝負レース

「⑮プレスティージオの前走・薩摩Sは逃げる馬を追いかけテンの3F35秒0と、普通ならバテて馬群に沈むペースだが、最後までしぶとく伸びた。結果鼻差の2着だったが、非常に強い内容だった。調教を見る限りほぼ万全で、今回は千七から千四へ距離短縮。斤量57キロには目をつむって本命にした。⑧ファッショニスタ（52キロ）は、パーフェクト連対中だが、体質的に弱く調教をいくらかセーブしたきらいがある。昇級戦でもあるし今回若干危なさもあると思って対抗に。④カネトシビバーチェは今回実績のある京都千四で斤量54キロなので単穴に。①ガンジーは前走不利がなければきわどい競馬になっていた。この馬は叩きつつ良化するタイプなので狙ってみたい」

佐藤直文 自信の勝負レース

「⑬ショウブニデルの前走（6着）はテンの３Ｆは速かったが、その後ペースを落とし過ぎた。この時は休み明けで馬体も少し重かった。今回は息を入れさせないくらいの早めのラップを刻んで逃げれば勝てると思う。福島の千七は外目の枠の方が好走する率が高いので外目の枠を引けたのもよかった。①アテンフェスタのここ２走は好位から上手な競馬ができている。4着・5着と時計は速くはなかったが、あのレースっぷりがあると福島のコースには有利だろうと思う」