7月1日放送の担当コンシェルジュは競馬評論家の棟広良隆さんと血統評論家の栗山求さん。番組で紹介されたプランの中から福島11R「ラジオNIKKEI賞」、中京11R「CBC賞(G3)」、函館11R「巴賞」の印と買い目を紹介します。
夏の福島開催のスタートを告げる3歳馬同士のハンデ戦「ラジオNIKKEI賞」。昨年は1番人気54キロのゼーヴィントが勝利。夏の中京開幕週に行われる短距離のハンデ戦「CBC賞」。昨年は3番人気56キロのレッドファルクスが1分7秒2の好タイムで勝っています。
競馬コンシェルジュの予想
福島11R ラジオNIKKEI賞 2017
- 棟広良隆
- ◎ 3.ニシノアップルパイ
- ○ 11.セダブリランテス
- ▲ 5.ライジングリーズン
- △ 6.サトノクロニクル
- × 12.クリアザトラック
- 注 4.9
- 栗山求
- ◎ 11.セダブリランテス
- ○ 5.ライジングリーズン
- ▲ 6.サトノクロニクル
- △ 4.7.12
棟広良隆「③ニシノアップルパイは前走・プリンシパルSで0.6秒差5着と健闘。それまで2回2000mの距離を使っていて、共に内容は散々だった。それを考えると、早め抜け出しからの粘りでの0.6秒差5着というのは心境を見せる内容だった。2走前の1600mの距離でも前に行ける先行力を見せて快勝。この内容から見ても前走2000mから距離が1ハロン短縮するのは間違いなくプラスに働く。むしろ2000mの強豪相手でも大崩れしなかったのは力を付けていると評価でき、1800mの重賞であれば戦える。⑪セダブリランテスは、重いダートの1800mから軽い芝の1800mに変わっての連勝。全く違う舞台設定での連勝というのは能力が高い。しかも前走は、骨折休養明けにも関わらず、抜け出してからゴール前は抑える余裕も見せた。⑥サトノクロニクルは、2走前(京都新聞杯)の内容とかを見ても1800mより、もうちょっと距離があった方がベターだと思うし、57キロのトップハンデを背負って、速い時計を要求される馬場がどうかという心配がある」
栗山求「福島コースは小回り、直線は292mしかない。器用さや先に行って粘れるかどうかが問われる。東京で好走した馬より、中山とか同じ小回りコースで好走した馬を狙う。本命は去年のこのレースの勝ち馬ゼーヴィントと配合構成が似ているロベルト系の⑪セダブリランテス。このラジオNIKKEI賞はロベルト系の馬がよく来る。ロベルト系の特徴はスピードの持続力に優れる。スタミナとパワーは一級品。大一番に強い。といったものがある。対抗の⑤ライジングリーズンもロベルト系。小回りの中山・フェアリーSで見せた”まくり”は目を見張るものがある。こういうタイプの馬は福島で買いたい。⑥サトノクロニクルもロベルト系が入っているが器用さという点がもうひとつ。そして過去10年、57キロで勝った馬はいない」
棟広良隆
3連単F 10点
11 → 3 ⇔ 5.6.12.9.4
馬連 2点
3-11.5
合計12点
栗山求
馬単 5点
11 → 4.5.6.7.12
3連単 軸1頭マルチ 60点
11 → 4.5.6.7.12
合計65点
中京11R CBC賞 2017
- 棟広良隆
- ◎ 7.シャイニングレイ
- ○ 13.エイシンスパルタン
- ▲ 4.アクティブミノル
- △ 10.アリンナ
- × 3.メラグラーナ
- 注 8.17
- 栗山求
- ◎ 15.タイムトリップ
- ○ 3.メラグラーナ
- ▲ 13.エイシンスパルタン
- △ 7.9.16
棟広良隆「⑦シャイニングレイは、前走これまで使っていた2000mから一気に1400mに距離を短縮してきた。向こう正面では1400mの距離でも道中掛かるシーンがあったので、今回さらに距離が短縮して1200mになるのはむしろプラスに働く。⑬エイシンスパルタンは、1200mはまだ2回しか経験がない。条件クラスをずっと使っていた時は軽い芝の1400mに良績が集中していた。5走前の春雷Sで初めて1200mを使って大楽勝。1400mよりもむしろ1200mの方が適性高いと感じる。2走前の京阪杯は、0.7秒と大きな着差を付けられているが、酷い道悪でこの着差は参考外。むしろ2着をがっちりとキープしたことが距離適性の高さをもう一度示してくれたと思う」
栗山求「今、一番信頼性の高いスピード血統は、ミスタープロスペクターという血(ミスプロ系)。昨年のこのレースの1、2着馬はミスプロ系だった。過去3年、馬券圏内に来た9頭のうち6頭までミスプロ系を持っていた。⑮タイムトリップは、前走、前々走の1600mより、勝った3走前の1400mの方が明らかにレースぶりがいい。今回1200mになってさらに良さが出る可能性があると思う」
棟広良隆
3連単F 20点
7 → 13 ⇔ 4.10.3.17.8.2.15.16.6.9
馬連 6点
7.13-4.10.17
合計26点
栗山求
馬単 5点
15 → 3.7.9.13.16
3連単 軸1頭マルチ 60点
15 → 3.7.9.13.16
合計65点
函館11R 巴賞 2017
- 棟広良隆
- ◎ 7.アングライフェン
- ○ 6.サトノアレス
- ▲ 3.スーパームーン
- △ 2.ダンツプリンス
- × 1.マイネルディーン
- 注 8.デンコウリキ
- 栗山求
- ◎ 7.アングライフェン
- ○ 6.サトノアレス
- ▲ 2.ダンツプリンス
- △ 1.マイネルディーン
- △ 3.スーパームーン
棟広良隆
3連単F
7 → 6 ⇔ 3.2.1.8
合計8点
栗山求
馬単 4点
7 → 1.2.3.6
3連単 軸1頭マルチ 36点
7 → 1.2.3.6
合計40点