競馬コンシェルジュ 函館スプリントステークス2018 予想と買い目

今週の担当コンシェルジュは競馬評論家の須田鷹雄さんとフリーの競馬記者・辻三蔵さん。番組で披露された予想の中から、「ユニコーンS(G3)」「函館スプリントS(G3)」の予想印と買い目を紹介します。

「ユニコーンS(G3)」は昨年、２番人気のサンライズノヴァが２着馬に４馬身差をつけて勝利。「函館スプリントS(G3)」は昨年、３歳牝馬３番人気のジューヌエコールが制しています。

競馬コンシェルジュの予想

ユニコーンステークス 2018

辻「ユニコーンSの調教コース別成績(好走時計)を見ると、コース問わず4F 51-52秒台と速めの時計を出す馬が好走している。やはりレベルが高くて高速決着になるユニコーンSは、スピードトレーニングをした馬が好走している。今回好走調教に該当したのは栗東坂路調教馬の⑦グリム。前走の青竜Sでは、ヒヤシンスSを勝ったスマハマと、先週古馬混合の1000万特別を勝ったオメガパフュームを相手に勝利。この内容は評価できる。勝ち時計もノンコノユメが青竜Sを勝った時と変わりない。ほぼ勝ち負けになると思う」

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函館スプリントステークス 2018

津田「本命⑤タマモブリリアン。この馬の季節別成績を見ると、４月～９月 (5-2-2-3)、１０月～３月(0-2-1-12)と典型的な夏馬。もちろん函館コース（洋芝）が得意だという状況ではあるが、それ以上におそらく夏の方が新陳代謝が活発で、成績が上向いてくるという推測が成り立つ。実際、昨夏のHTB杯でレコード勝ちするなど、非常に高い函館適性をみせている。今回得意の季節+舞台で一変があっても不思議はない」

古谷「G1で揉まれてきた馬たちの好走が目立つ例年の傾向から、⑦ナックビーナスを中心に。逃げ切ったレースもあるが、この２戦は差す形で結果を出しており、どんな競馬にも対応できる強みを活かしたいところ。今週は軽めの調整だったが、美浦でしっかり追っており、状態面では申し分ないと考える。復調ムードの①セイウンコウセイを対抗。穴は函館巧者の⑤タマモブリリアンとする」