競馬コンシェルジュ AJCC、東海ステークス2019 予想と買い目

今週の担当コンシェルジュは、競馬評論家の棟広良隆さんとフリーの競馬記者・辻三蔵さん。番組で披露された予想の中から「アメリカJCC(G2)」「東海S(G2)」の買い目を紹介します。

毎年古馬の強豪が揃うアメリカJCC(G2)。昨年は明け４歳馬同士の１、２着となりました。1着馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられる東海S(G2)。昨年は１番人気テイエムジンソクが逃げ切り勝ちを収めました。

競馬コンシェルジュの予想

アメリカジョッキークラブカップ2019

辻「AJCCの好走データに該当したのは◎ジェネラーレウーノ。中間ウッドコースで6F追い2本。ここでスタミナトレーニングをして、先週は6F80秒8の好時計をマーク。週末の坂路でもしっかりと追い切ってラスト1F11秒7という速い時計を計測。4F時計を見ても、２走前のセントライト記念(1着)=54秒2 → 今回AJCC=51秒5と、今回の方がデキがいい。前回の菊花賞(9着)は慣れない環境(栗東)で調整した分、若干調整が難しかった。今回は抜群の仕上がりを見せている。穴はステイインシアトル。冬場に走る馬で、１～２月は３戦３勝。今年で8歳だが、キャリアは12戦。年齢以上に若い。前走の新潟大賞典は9ヵ月半ぶりの出走で２着に来ている。８ヵ月ぶりの今回も全く問題ない。◎ジェネラーレウーノと〇フィエールマンがかなりいい仕上がりで来ており、３着争いはもつれると見て、この馬を押さえておきたい。ダンビュライトは強い馬だが、イレ込み癖があり、レース当時の状態によっては取りこぼすケースがある」

東海ステークス 2019

辻「◎コスモカナディアンは厳寒期が得意。1~2月の成績【2-1-1-0/4】勝率50% 複勝率100％。冬になったらめちゃくちゃ走る。重賞での好走歴は、2017年川崎記念３着、2018年東海S２着。直前追い切りも、昨年2着時と調教時計はほとんど変わらず。体調は良い。そして▲マイネルバサラも厳寒期が得意。1~3月の成績【3-1-2-2/8】勝率38% 複勝率75％。しかも斤量が56キロ(2017年浦和記念1着・2018年ダイオライト記念3着)だと好走する馬。この２頭をヒモに入れて馬券を買ってみたい」