今週 4月14日放送の『トラックマンTV』は、東が日刊ゲンダイの新居哲さん、西がデイリースポーツの井上達也さん。東西トラックマンの自信の勝負レース、および土曜日の重賞レース「アンタレスステークス(G3)」の印と買い目、そして日曜日に行われる3歳牡馬クラシック開幕戦「皐月賞」の印と見解を紹介します。
先週の勝負レースの結果。福島11R「吾妻小富士賞」で勝負したサンケイスポーツの柴田章利さんは的中とはならず、阪神11R「阪神牝馬S」で勝負した研究ニュースの小宮邦裕さんは的中しましたが、-1,200円のトリガミでした。
新居 哲 | 井上 達也 | |
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成績 | 2017年勝負レース1戦0勝 -15,000円 2016年勝負レース5戦1分 -96,800円 |
2017年勝負レース1戦0勝 -10,000円 2016年勝負レース6戦3勝 +161,560円 |
トラックマンTV 予想
阪神11R アンタレスS 2017
- 井上達也(勝負レース)
- ◎ 4.ロンドンタウン
- 〇 6.グレンツェント
- ▲ 15.タムロミラクル
- △ 13.アスカノロマン
- △ 10.モルトベーネ
- △ 3.ミツバ
- △ 5.ロワジャルダン
- 新居哲
- ◎ 6.グレンツェント
- 〇 3.ミツバ
- ▲ 4.ロンドンタウン
- △ 13.アスカノロマン
- △ 7.モンドクラッセ
- △ 11.リーゼントロック
井上達也の見解「将来性を期待して本命④ロンドンタウン。前走・マーチステークス4着は初の57キロの影響や乗り難しい面もあるのでテン乗りの影響もあったと思う。この馬のクセを把握していたら対処の仕方も変わっていたはず。そういう意味で今回この馬で3勝を上げている川田騎手に期待したい。対抗⑥グレンツェントは初めての58キロがどう出るか?」
新居哲の見解「本命⑥グレンツェント。ここまでダートは9戦6勝。負けた3戦も先着を許したのは3頭だけで、その中のゴールドドリームとアポロケンタッキーは後のG1馬。ここでは58キロでも役者が違う。今回休み明けから馬体がボリュームアップし成長を感じる。久々を苦にしない気性で体制は整っている。対抗は阪神で実績のある③ミツバ。阪神コースは11戦して4勝、2着3回、3着1回、そして一度も掲示板を外していない相性のいい舞台。3走前はあっと驚く大逃げでの勝利。続くベテルギウスSは差しての勝利。前走・川崎記念はちょっと力み加減での4着だったが、終い一辺倒だった以前と比べれば脚質の幅も出てきて力を付けている感じがする」
井上達也(勝負レース)
馬連
4-6 4,000円
4-15 1,000円
4-13.10.3.5 各500円
3連単 軸2頭マルチ
4.6 → 15.13.10.3.5
計30点 各100円 合計10,000円
新居哲
3連単1着固定(20点)
6 → 3.4.13.7.11
中山10R 下総ステークス 2017
- 新居哲(勝負レース)
- ◎ 12.エネスク
- ◯ 11.スウィフトレイド
- ▲ 7.クロフネビームス
- △ 10.ロードシャリオ
- △ 9.クラウンシャイン
- △ 3.アサクサスターズ
- △ 2.コアレスキング
- △ 16.ナムラケイト
新居哲の見解「本命⑫エネスクは前走1000万下のレースで、道中後続にプレッシャーをかけられる厳しい展開になりながら直線で抜け出し、さらにゴール前で2着馬にかわされたにも関わらず、勝負根性で差し返すという味のある勝ち方をした。勝ち時計の1分53秒8は同じ日の準オープン韓国馬事会杯とペースが違うとはいえ、同じタイムというのは評価できる。対抗⑪スウィフトレイドは昇級戦の前走・韓国馬事会杯で3着だったものの、まだまだ底知れぬ能力を感じた。▲⑦クロフネビームスは前走、道中外々を追走したため思うように脚が溜まらず14着と敗れてしまったが、これまでの傾向を考えるとこの馬は内々でごちゃつくタイトな競馬をさせた方が脚を溜められる。今回は乗り慣れた吉田豊騎手に戻るので、そのへんで巻き返しはあると思う」
新居哲(勝負レース)
3連単フォーメーション
12.11 → 12.11.7 → 12.11.7.10.9.3.2.16
計24点 各500円 合計12,000円
皐月賞 2017
- 新居哲
- ◎ 17.ウインブライト
- 〇 2.スワーヴリチャード
- ▲ 7.ペルシアンナイト
- △ 8.ファンディーナ
- △ 5.レイデオロ
- △ 4.カデナ
- △ 6.アウトライアーズ
- △ 9.プラチナヴォイス
- 井上達也
- ◎ 1.マイスタイル
- 〇 4.カデナ
- ▲ 2.スワーヴリチャード
- △ 5.レイデオロ
- △ 8.ファンディーナ
- △ 9.プラチナヴォイス
- △ 11.アルアイン
- △ 7.ペルシアンナイト
新居哲の見解「昨年は3強対決で盛り上がったのに対し今年は重賞勝ち馬11頭が出走しているようにどの馬にもチャンスがあるメンバー構成。本命は中山向きの機動力、そして状態面での上昇がある⑰ウインブライト。スプリングSをトライアル仕様でしっかり勝ち切ったのは大きい。後半5ハロン他の馬が動くよりも先に動く、長く長くいい脚を使えるのがこの馬の持ち味。どんな展開や馬場、多少渋ったとしても持ち前の機動力を生かして対応できるのもこの馬の強み。ここに来ての状態の良さも含めて昨年のディーマシェスティに似たような雰囲気がある。ただ外枠なのが気になる。
対抗は共同通信杯で2着馬に2馬身半差という決定的な力の差を見せ付けた②スワーヴリチャード。まだ気性的な若さが気になるが、有り余るくらいのスケールの大きさはこのメンバーの中でも一二を争うほどだと思う。走りはパワフルで今の荒れた馬場も苦にしない感じがする」
井上達也の見解「18頭フルゲートの中山で求められるのは器用さ。本命は柔軟に立ち回れ、中山向きの器用さがある①マイスタイル。対抗は④カデナ。ここまで全レース上がり最速でいかにもディープ産駒らしい瞬発力を持っている。ただその瞬発力が逆に中山では過去の皐月賞のデータから、ややマイナス材料。昨年は1着から3着までディープ産駒だったが、それまでは勝っていなかった。どうしても京都、阪神、東京に比べると中山はディープ産駒は不利な感じがする。それでも対抗としたのはこの馬の能力を信じて。大外を回さず馬郡を縫ってくるようなら突き抜ける可能性は十分ある。▲②スワーヴリチャードは能力だけで言えば、3歳牡馬では一番だと思っているが、少し右にもたれる面などがあるので皐月賞向きではない気がする」