トラックマンTV 愛知杯 2019「自信の勝負レース」予想と買い目

今週の出演者は、研究ニュースの京増真臣さんと、2011年以来8年ぶりの出演となる競馬エイトの増井辰之輔さん。お二人の自信の勝負レースの買い目のほか、メインレース、特別レースの予想印を紹介します。

先週は優馬の田崎泰さんが京都2R(３歳新馬)、日刊競馬の谷口弘晃さんが中山11R(初富士S)で勝負。田崎さんは不的中でしたが、谷口さんは複勝4.6倍(x10,000円)を的中させて収支+3万1,000円でした。

トラックマンTV 予想

愛知杯 2019

増井「上位拮抗。斤量差も一つのポイントではあるが、コース適性、特に左回りの適性を重視した。◎コルコバードは左回りすべて馬券圏内(4.3.1.0)。瞬発力勝負の展開になった前走・エリザベス女王杯では、勝ち馬リスグラシューの決め手には及ばなかったものの、直線エンジンかかってからの脚には見所があった。G1初挑戦でこの内容(0.7秒差8着)なら、オープン重賞戦線に対しての十分な足掛かりを得たと思う。今回ハンデ差、左回り適性含めて、この馬に少し分がある。明け6歳でも、重賞のタイトルを狙える位置にいる」

京増「◎ランドネの３走前の紫苑S(3着)。勝ち馬ノームコアに3馬身半差も付けられ、完敗には映る。しかしこの日は強風が吹いており、先頭でまともに風を受けたランドネに対して、ノームコアは向かい風のバックストレッジでは前に風よけを作って脚をためられたのも確か。着差以上に能力の差はなかったと思う。今回は何といってもノームコアと２㎏のハンデ差があり、紫苑Sのレースぶり、ハンデを考えれば、計算上はもっと差が詰まっていい。逆転は十分可能。今回格上挑戦になる▲レイズアベールは、リルダヴァルやヴォルシェーブの妹にあたる、筋の通った血統。秘めたポテンシャルは互角以上。5走前の阪神・芝1800mでは、コース形態こそ違えど、1分44秒7という速い走破時計もある。50㎏の軽ハンデも魅力、秋山騎手との手も合う。末脚が活きる展開になれば、台頭は可能だと思う」

増井辰之輔 自信の勝負レース

「決め手のある〇オメガラヴィサンと▲ステイオンザトップの２頭が共に56㎏の斤量を背負う。そのハンデ差を考慮すれば、斤量51㎏で出走できる◎バルベーラに有利さがある。ある程度の決め手を秘めるこの馬の追い込みを狙いたい。前走・鳥羽特別10着は、馬場状態、展開を考えれば、最後精一杯追い上げてよく頑張ったと思う。加えて1400mは若干距離不足で、今回京都のマイル戦に替わるのはいい。また今週の坂路の動きもハツラツしていた。これなら十分、このメンバー相手でも太刀打ちできる」

京増真臣 予想レース

増井辰之輔 予想レース