トラックマンTV 有馬記念 2018 予想と買い目

今週の出演者は、関東の勝負レース年間１位の競馬エイト・片桐靖弘さんと関西の勝負レース年間１位のデイリースポーツ・井上達也さん。お二人の自信の勝負レースである「有馬記念」の買い目のほか、土曜日の重賞「阪神カップ (G2)」「中山大障害(J・G1)」の予想印を紹介します。

そして今週は『有馬記念大展望SP』ということで、スペシャルゲストにナイツの土屋伸之さんと競馬ブックの吉岡哲哉さんも登場。スペシャルゲストお二人の買い目も紹介します。

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有馬記念2018 予想

片桐「枠順重視。昨年は3番枠の８番人気クイーンズリングが２着に来た。前走のエリザベス女王杯７着、下馬評では距離も長いと言われていた馬が、ジャパンカップを快勝した10番枠のシュヴァルグランに先着してしまった。ここまで内枠と外枠の差が、実績を帳消しにしてしまうぐらいあるのかと驚いた。ということで本命は３番枠に入ったモズカッチャン。ぶっつけ本番で臨んだエリザベス女王杯は３着に敗れたが、元々が叩いてよくなるタイプだけに今回は上積みも見込める」

井上「枠は関係なく、有馬記念に使うと決めた時からモズカッチャンを本命にしようと思っていた。リスグラシュー、ディアドラといった４歳牝馬世代はかなりレベルが高い」

土屋「◎キセキ。前に行って自分でペースを作っていくという確固たる武器を得た今なら勝負になる。〇レイデオロは強いが、距離不安、また土日の雨があったりとかすると、キセキに逆転の目はありそう。路盤改修の後、馬券に絡む馬はだいたい道中５番手以内にいる馬ということで、前に行ける▲パフォーマプロミス。いい枠に入ったと思う」

吉岡「◎レイデオロ。前走の天皇賞・秋ではスタート、折り合いを含めて完璧なレースをし、同期の菊花賞馬キセキと皐月賞馬アルアインを下して、この時点で４歳最強馬であることを改めて示したと思う。その４歳最強馬がジャパンカップを使わず、有馬記念を目標に充電期間を経て使ってきた以上、私の論理と経験から、この馬の本命しか考えられない。〇は余力を持って菊花賞から臨むブラストワンピース。菊花賞組の３歳は有馬記念で狙える。穴っぽいところでは７歳馬サクラアンプルール。外枠という点を除けば、狙えないことはない。というのも、昨年は直線で致命的な不利があった。もしあれがなかったら、一段で入線した組と互角にやれたような気がする。昨年より今年の方が、順調な調整過程ということを考えると、案外やれるんじゃないかと思っている。７歳馬ながら有馬記念(08年)で２着したアドマイヤモナークの追い込みの再現を期待したい」

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阪神カップ 2018

中山大障害 2018