トラックマンTV エリザベス女王杯 2017「土曜の勝負レース」予想と買い目

今週の出演トラックマンは、デイリー杯が社杯ということで東西ともに馬サブロー。東が竹村浩行さん、西が弥永明郎さん。お二人の自信の勝負レースの買い目のほか、土曜日の重賞「デイリー杯2歳S(G2)」「武蔵野S(G3)」、そして日曜日の重賞「エリザベス女王杯(G1)」の印を紹介します。

先週は今年最後の出演となる、優馬の佐藤直文さんと競馬ブックの米満浩生さんが、逆転を狙って勝負しましたが、どちらも的中しませんでした。お二人の今年の成績は、佐藤さんが4戦0勝1分 -5万9600円、米満さんが5戦0勝 -14万5000円となりました。



竹村浩行 弥永明郎
成績 2017年勝負レース4戦1勝
+4,500円 回収率107%
2017年勝負レース3戦1勝
-31,000円

トラックマンTV 予想

京都11R デイリー杯2歳ステークス 2017
竹村浩行
◎  3.ジャンダルム
◯  2.フロンティア
▲  4.メガリージョン
△  5.ケイアイノーテック
△  8.カツジ

弥永明郎(勝負レース)
◎  4.メガリージョン
◯  8.カツジ
▲  2.フロンティア
△  3.ジャンダルム
△  5.ケイアイノーテック


竹村浩行「③ジャンダルムの新馬戦(阪神 芝1600m)は馬なりで好位の3番手から。4角で少し膨れたが、それ以外は完璧。追い出しを待つ余裕もあり、正味追ったのが残り150mくらい。パドックで見たら体にも余裕があり、気合も乗ってなかったので、厳しいなと思っていたが、レースに行ったらこの内容。相当なポテンシャル、器だなと感じた。②フロンティアはゲートが速くて、なお且つ前へ行きながら折り合える。今回のメンバーだったら一番完成度が高い。馬券は④から頭固定で馬単②④厚め、押えで馬連」

弥永明郎「④メガリージョンは、キンカメ産駒では世代的にもトップレベルの馬。性格はまだ子供だが、競馬を覚えてくれば、ほっといてもG1でしょっちゅう使ってくるレベルまで行くと思う。⑧カツジの新馬戦は重馬場。何回かノメったが、それでも伸びてきた。この馬は明らかに良馬場の方がいいのに、ノメりまくっても勝った。相当ポテンシャルが高い」

買い目

弥永明郎(勝負レース)
馬連
 4-8
合計:20,000円

 

東京11R 武蔵野ステークス 2017
弥永明郎
◎ 10.ピオネロ
◯  1.クインズサターン
▲  6.サンライズノヴァ
△  7.アキトクレッセント
△  3.ロワジャルダン
△ 12.ベストウォーリア
△ 11.ラストダンサー

竹村浩行
◎  6.サンライズノヴァ
◯ 16.カフジテイク
▲ 14.モーニン
△ 12.ベストウォーリア
△ 13.インカンテーション
△  9.サンライズソア
△  8.ノンコノユメ


弥永明郎「⑩ピオネロのベスト距離は千六・千四。ダートG3を勝てるレベルにあるし、ダートではマイルは初めてなので買い時。①クインズサターンはすごい弾けるが、タフな競馬は向かない。流れが向き、一瞬の決め手勝負になれば…。馬券は⑩ピオネロの単勝は絶対に買う」

竹村浩行「⑥サンライズノヴァの前走グリーンチャンネルカップは、出遅れた上に外々を追い上げるロスの多い競馬だったが、直線は抜群の伸びで、2着馬をかわした後でも、さらに突き放すぐらいの勝ちっぷりだった。千八だと甘さがあったが、千四・千六だとラストの切れが全然違う。加えて左り回りの適性も非常に高いなと感じた一戦だった。⑯カフジテイクは、ここに来てスタートが安定し、追い込み一辺倒から脱却、レースに幅も出てきた。大外枠に入ってしまったが、きっちり脚をためて終いを生かす競馬をすればこのメンバーなら十分届くと思う。⑭モーニンはハードな調整でかなり仕上げてきた印象。前回より上向いてるのは間違いない。揉まれ弱いのでスムーズに運べるかというのがポイントだが、今回外枠当たったし、集中力を持続させるためにメンコも着用するということなので、その馬具の効果も期待できる。上位に食い込む可能性は高い。馬券は⑥を軸に馬単と馬連。そして⑥と⑯の2頭軸の三連単」

竹村浩行 自信の勝負レース
京都9R 花背特別
◎ 12.ファームフェイス
◯  6.タガノカトレア
▲  5.インフェルノ
△ 10.メイショウボンロク
△  9.タガノグルナ
△ 15.シーリーヴェール
△ 13.ロッテンマイヤー

「近走内容、素質、ダ1400mの舞台実績、その辺りを考えると⑫ファームフェイスと⑥タガノカトレアのこの2頭しかいない。⑫ファームフェイスの前走・東京ダ1300m(1000万円以下)は水の浮く不良馬場でペースもかなり速い消耗戦。それでも2番手から一旦先頭に立つ場面を作った。最後は脚をためていた勝ち馬(道悪得意)の決め手に屈したが、流れを考えればかなり強い競馬をしている。以前は差し一辺倒だったが、前回はスッと前に行けたことでレースに幅も出てきた。良馬場での持ち時計はメンバー中No.1で、今回この組み合わせなら決めてくれるはず。⑥タガノカトレアは2走前のユニコーンS(G3)が強い5着だった。ハイペースで先行していて、先行馬が総崩れになる展開だったにもかかわらず5着に踏ん張った。しかも1ハロン長いかな?という印象の中での内容だったので非常に評価できる。今回自己条件でベストの千四なので変わってくれるはず」

買い目

3連単
 12.6 → 12.6 → 5
2点 各5,000円

3連複
 12-6-5 10,000円
 12-6-10 5,000円
 12-6-9.15.13 各3,000円

合計:34,000円

 

エリザベス女王杯 2017

トラックマンTVの印
井上達也(西の1位)
◎ 13.ジュールポレール
〇 16.ヴィブロス
▲  7.クィーンズリング
△  5.10.11.13.17

竹村浩行(西の2位)
◎ 17.ルージュバック
◯ 12.スマートレイアー
▲ 16.ヴィブロス
△ 10.7.11.6

弥永明郎
◎ 16.ヴィブロス
◯ 17.ルージュバック
▲  5.モズカッチャン
△ 10.13.12.11

京増真臣(東の1位)
◎ 17.ルージュバック
〇 16.ヴィブロス
▲ 10.ミッキークィーン
△  5.7.11.12

林茂徳(東の2位)
◎ 16.ヴィブロス
〇 11.ディアドラ
▲  7.クィーンズリング
△  5.6.10.12.17

片桐靖弘(東の3位)
◎ 16.ヴィブロス
〇 17.ルージュバック
▲ 12.スマートレイアー
△  5.6.7.10.11


竹村浩行「秋華賞の上位3頭と古馬をどう扱うかというのがポイントだが、3歳勢はローテーション的に上積みが見込みづらいし、オークス馬のソウルスターリングが古馬に混じってもうひとつ結果を出せていないので、現時点での3歳牝馬のレベルはどうなのかな?という疑問が湧いた。今回のこのレースに限れば古馬が優勢と見る。⑰ルージュバックの前走オールカマーは、かなり遅いペースで残り4ハロンぐらいからの決め手勝負の展開になった。直線は一瞬でギアを上げて、ラストは最内をこじ開けて差し切った。伸び伸びと走らせてこそというタイプだと思っていただけに、いい意味でイメージを覆してくれた。本番前に馬群から抜け出すような競馬ができたというのは大きな収穫だったと思う。⑫スマートレイアーの前走・京都大賞典は1000m通過が59秒9の平均ペースで残り4ハロンからの決め手比べ。内々をロスなく運べたとはいえ、正味、直線だけの競馬だった。それをまとめて差し切った脚に驚いたし、ゴール過ぎてもまだ余力があった。このメンバー相手に着差以上に強い内容だった。そしてここにきて、どのポジションでも折り合えるようになり、7歳馬にして今が完成形と言っていいくらい。馬券は⑰を軸に馬単と馬連」