トラックマンTV 日経賞、毎日杯 2018「自信の勝負レース」予想と買い目

今週の出演者は、東が研究ニュースの京増真臣さん、西が優馬の田崎泰さん。お二人の自信の勝負レースの買い目のほか、土曜日の重賞「日経賞(G2)」と「毎日杯(G3)」の印を紹介します。

先週は競馬エイトの片桐靖弘さんが中山4Ｒ(3歳500万下)、馬サブローの竹村浩行さんが阪神10Ｒ(なにわS)を勝負レースとして選択。片桐さんは的中しませんでしたが、竹村さんは、馬単58,800円(19.6倍x3,000円)を的中させました。

トラックマンTV 予想

田崎泰 自信の勝負レース

「本命③エントシャイデン。デビューした時から比べると気持ちの面でも大分ゆとりが出てきてスタートが安定してきた。マイルでも結果を出しているが、前走の負け方を見る限り、マイルは微妙に長い気がするので、今回の1ハロンの距離短縮で信頼度が高くなるじゃないかと捉えている。力で押し切るようなレースをしてほしい。対抗②ミッキーワイルド。１番人気に支持された前走(クロッカスS)はキャリアの浅さが出てしまったレースぶりだった。スタートで後手を踏み、そこからのかなりロスの多い競馬になったので、力を出し切って負けた内容ではなかった。今回、自己条件に戻って、長距離輸送もない。普通の精神状態で走れれば、中間の動きも良かったので巻き返してくるはず。改めて見直してみたい」

日経賞 2018

京増「天皇賞・春の前哨戦ということで、好メンバーが揃ったといえる。中でも昨年の菊花賞馬⑭キセキの復帰戦になる。今回３ヵ月半の休み明け、さらに小回りの中山芝2500mということを考えると、取りこぼしもありそうな気がする。人気馬の⑭キセキ、⑦トーセンバジル、⑨ゼーヴィントあたりよりは、順調差で上回る⑪サクラアンプルールを中心視した。前走の中山記念(G2)は、有馬記念以来の実践ということで、直線の反応、詰めの甘さがあったし、後続の目標になるような位置にいて、少し展開に翻弄された分もあったと思う。そのなかで、0.2秒差の4着なら上々の滑り出しだと考えていい。このレースの単勝妙味はこの馬」

田崎「本命⑦トーセンバジル。2走前の京都大賞典(G2)は、スマートレイヤーに最後差されはしたが、内容的には、ほぼ勝ちに等しい内容だった。その後の香港ヴァーズでも世界の強豪と互角に渡り合うくらいの力を見せた。今まで重賞勝ってないのが、不思議なくらいの能力の持ち主だと思う。仕上がりも良く、今回チャンスだと思う。馬券は⑦の単勝を買いたい」

毎日杯 2018

田崎「本命⑩アルムフォルツァ。前走の未勝利(阪神・芝2000m)は、多少若さが見られる場面もあったが、勝負所では自分から動いて長くいい脚を使っていた。いかにもハーツクライの仔だなという感じがした。まだキャリアが浅いので、弱点もあるが、奥はかなり深いんじゃないかと思っている。馬券は⑩の単勝と、⑩から馬連を均等に手広く流す」

京増「2戦2勝と負け知らずの素質馬が3頭揃って、春のG1を占う意味では重要な一戦。中でも前回が圧巻のパフォーマンスだったと思っている①ブラストワンピースに期待したい。今回、右回りに変わることと、関西への遠征と、この馬にとっては厳しい条件下ではあるが、それを跳ね返すだけの素質・将来性は持っていると思う。馬券はこの馬の単勝で勝負したい」